作品

公募展作品 > 1998年 第27回日本伝統工芸近畿展入選作品

唐木拭漆寄木象嵌短冊箱
サイズ/W400×D100×H60 板厚6
原材料/本紫檀・花梨・ツゲ
仕上/拭き漆
日本伝統工芸近畿展に初めて出品し、入選
本紫檀の虎杢(虎の縞のような縮み模様をいいます)の柾板に黒い色の本紫檀と花梨の寄木を象嵌、
その縁取りにツゲの線象嵌を施し、箱を結んだような表現の華飾をしました。
箱の中の底板にも同じものをしています。
表の上面の裏面は、同じ寄木をほぼ全面に施しツゲ線象嵌で囲みました。
台の部分は、本紫檀にツゲの線象嵌を入れています。
仕上は、拭き漆仕上げをしています。
拭き漆と寄木・木象嵌とについての詳しいことは、
拭き漆について、木画・寄木・木象嵌についてをご覧ください。