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公募展作品 > 1996年 第43回日本伝統工芸展入選作品


唐木拭漆木象嵌飾箱
サイズ/W271×D131×H103 板厚6
原材料/本紫檀・花梨・ツゲ
仕上/拭き漆

日本伝統工芸展3年連続入選。
川の流れを花梨とツゲの象嵌でシンプルにした華飾を表現しました。
今回は、寄木などの貼り合わせをしないで、本紫檀無垢の柾板に象嵌しています。
花梨は、側面から上面そして隣の側面と一枚の板で木目がつながっています。
その花梨材の縁取りを約0.6mmのツゲで線象嵌し、そして周りに石を表している約2mm角のツゲ象嵌、
また、それを囲む約0.3mmのツゲ線象嵌を入れています。

中の側板は、表の関連で本紫檀の柾板に同じように表現しました。
台の部分は、本紫檀にツゲの線象嵌を入れています。
仕上は、拭き漆仕上げです。
拭き漆と象嵌についての詳しいことは、拭き漆について木画・寄木・木象嵌についてをご覧ください。

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