作品

公募展作品 > 1994年 第41回日本伝統工芸展入選作品

唐木拭漆木画箱
サイズ/W246×D112×H161 板厚6
原材料/本紫檀・花梨・ツゲ
仕上/拭き漆
日本伝統工芸展に初めて出品し、入選。
表の上面から側面に流れるような華飾は、黒い色の本紫檀と花梨を使い水の流れを表現しています。
上面の中央から湧き出て側面と箱の中の底面に続いています。
幅は上面の中心が、一番太くそれから側面に向かって少しずつ細くしています。
側面の最後から底面は同じ幅です。
上面の裏面は、本紫檀の寄木にツゲを巻いています。
表の大きな側面と箱の中側面は、本紫檀の寄木で華飾しています。
その裏面は花梨の柾を張り合わせています。
台の部分は、本紫檀にツゲの線象嵌を入れました。
仕上は、拭き漆仕上げで鏡面にしています。
拭き漆と寄木の技法の詳しいことは、拭き漆について、木画・寄木・木象嵌についてをご覧ください。